トップページ|歴史目次 中学2年 社会 歴史 1860年 五品江戸廻送令(ごひんえどかいそうれい) 五品江戸廻送令は、幕府が生糸などの五品を、江戸問屋を通じてから、横浜へ送るように命じた法令です。 1859年に横浜・長崎・箱館が開港し、貿易が開始されると、横浜港を通じての輸出はとても盛んになりました。 輸出の量が一番の生糸が養蚕(ようさん)地帯から、直接横浜港へ送られたため、流通に乱れが生じました。 そこで、幕府は貿易統制をするために、雑穀(ざっこく)・水油(みずあぶら)・蝋(ろう)・ 呉服・生糸の五品を江戸問屋経由で輸出させるようにしました。
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