フクロウ学園

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中学2年 社会 歴史

1789年 棄捐令(きえんれい)

 棄捐令は、幕府が借財を抱えて困る旗本・御家人を救うため、6年以前の債務は破棄させ、5年以内の債務については利息を引き下げて、年賦で返済させるように出した法令です。

 当時、旗本や御家人は、幕府から給付されていた米の受け取りや売却を札差(ふださし)にさせて手数料を支払っていました。
札差は、手数料だけでなく、質屋のように米を担保にして、お金を貸していました。
棄捐令によって、この札差は大打撃をうけました。