フクロウ学園

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中学2年 社会 歴史

1527年 桂川の戦い(かつらがわのたたかい) 

 1527年 細川氏の権力争いがまた起こります。
阿波(あわ;徳島)の守護である三好元長(みよしもとなが)に保護を受けていた細川晴元(ほそかわはるもと)が、和泉堺に兵をすすめ細川高国(ほそかわたかくに)と京都の桂川原で戦います。
この戦いを桂川の戦いといいます。 この戦いは細川晴元が勝利します。
 1531年 細川晴元は細川高国を追い詰めて尼崎で敗死させ政権を握ります。
 1532年 三好政長(みよしまさなが)の讒言(ざんげん:ありもしないことを作り上げて目上の人に悪く言うこと)を受けていた細川晴元は、一向宗徒の力を借りて一向一揆をおこし三好元長を滅ぼします。
一向宗は鎌倉時代に親鸞が起こした浄土真宗のことです。
一向宗徒は浄土真宗の信徒で、戦乱が続く支配に不満をもつ国人や土民が他宗から改宗して、一国の宗徒が団結して守護や大名に逆らう一揆を行いました。