フクロウ学園

トップページ歴史目次

中学1年 社会 歴史

平安時代

 桓武天皇は平安京に都を移し、勘解由使などの令外官をおいて律令政治の再建につとめました。
また、東北地方も支配下にするために、北上川上流・米代川流域にまで拠点をおきました。
 天皇家との姻戚関係で結びつきを強めた藤原氏北家は、他氏族の勢力を退けながら、摂政・関白の任について政治的な地位を固めていきました。
安和の変以降、摂政・関白が常置され、藤原道長は4人の娘を皇后などとし、30年間権勢をふるいました。
その子頼通は3天皇50年にわたって摂政・関白をつとめました。
この10世紀後半から11世紀頃までを摂関政治といいます。
 後三条天皇は全盛をきわめた摂関家に対抗して、荘園整理を行います。
 次の白河天皇は幼少の堀川天皇に皇位を譲って院政を開始します。
これにより院から発せられる院宣や院庁下文が重要な命令となりました。
 武士として初めて太政大臣となった平清盛は、娘の徳子を高倉天皇の中宮として安徳天皇の外祖父の地位を得て、多数の荘園と知行国を支配しました。
以仁王の令旨により源頼朝が挙兵し、一の谷、屋島、さらには壇ノ浦の戦いを経て、平氏は滅亡しました