フクロウ学園

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中学1年 社会 歴史

1203年 執権政治(しっけんせいじ)が始まる

 1199年 源頼朝が亡くなり、息子の源頼家(みなもとのよりいえ)が将軍になります。
このとき源頼朝の妻、北条政子(ほうじょうまさこ)の父である北条時政(ほうじょうときまさ)は、朝廷に働きかけて源頼家から訴訟のとき、将軍自ら裁く権利をとめさせてしまいます。
 1200年 源頼家は北条氏を討つべく(しゅうと)(妻の父)比企能員(ひきよしかず)と北条氏を討とうとしましたが失敗して源頼家は幽閉されます。
 1203年 北条時政は源頼朝の次男の源実朝(みなもとのさねとも)を将軍にたてて、侍所と政所の長を独占して政治の実権を握ります。
侍所と政所の長の地位のことを執権といい、執権が政治を行うことを執権政治といいます。
 1205年 北条時政は将軍である源実朝の殺害を謀りましたが、次男の北条義時(ほうじょうよしとき)の妨害を受け執権を引退させられます。
北条義時は自ら執権の地位につきます