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A 光と音 |a 光の性質 |1 光の進み方
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見えるということ
物体が見えるということは、光源から出た光が、物体の表面に反射して、私たちの目にその光が入るからです。
※光源とは、太陽や火や電灯のように、光のでる源のことです。
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光の進み方
煙やせっけんを溶かした水を入れた水槽に、線のような細い光(光線)を通すと、光はまっすぐに進みます。
光がまっすぐに進むのは、光が2点の間を最短距離で結ぶ道を選んで進む性質を持っているからです。
この光の性質のことを、「フェルマーの原理」といいます。
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波長
光線はまっすぐに見えますが、その光をとても細かく見ると、波のように進んでいます。
この波の間隔のことを、波長といいます。
私たちは、通常、太陽光を色合いのない白い色の光(白色光)と感じています。
しかし、太陽光をプリズムに通したり、虹を見ると、赤から紫色の光を見ることができます。
光源からの光の色は、波長の長さによって変わります。
赤~紫色の順に波長は短くなります。
ヒトの目は、この波長が約400~800㎚(ナノメートル:1㎚=10-9m)の光を見ることができます。
この範囲の波長の光のことを、可視光線といいます。
可視光線よりも波長が長い光を赤外線、短い光を紫外線といい、ヒトは通常見ることができません。
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光の三原色
赤や黄色など1つの波長からなる光を、単色光といいます。
太陽の光が色合いのない白い光に感じるのは、いろいろな波長の光が混ざっているためです。
光源からの光の中で、ヒトの目の網膜は、赤・緑・青色の光を強く感じるようにできています。
この三色の光を混ぜる割合によって、様々な色の光を作ることができます。
カラーテレビはこの光の性質を使っています。
この三色の光のことを、光の三原色といいます。
対して、光を直接出さない物体の色は、光源から反射する光(反射光)の色の割合によって決まります。
反射光でヒトの目が強く感じることができる光の色は、イエロー(黄色)、マゼンタ(青緑色)、マゼンタ(明るい赤紫色)です。
この三色を、絵具の三原色といいます。
反射光から光の色は、光源からの光の色とは逆に、混ぜると黒くなっていきます。
例えば、絵具をたくさん混ぜると黒くなります。
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